2020.10.01 メディア
【掲載記事】物流ウィークリー9/28号に「ハコブリッジ」が掲載されました
【掲載記事】物流ウィークリー9/28号に「ハコブリッジ」が掲載されました
「食」に関する物流で「緊急」及び「定期」を手がけているルーフィ(渡辺泰章社長、東京都中央区)は、法人専用の車両マッチングサービス「ハコブリッジ」にAIを搭載。高品質な配送サービスの提供が可能になった。
ハコブリッジは、ビジネス便に特化した配送マッチングサービスで、配送を依頼したい法人向けに素早く配送車両をマッチングして、車両手配・配送までをワンストップで行ってくれる。
2016年にリリースしたハコブリッジの登録台数は現在、軽車両が1300台(うち冷凍冷蔵車両1100台)で、一般車両(2トン・4トン・大型)が1200台(うち冷凍冷蔵車両1000台)となっている。
同社では自社車両もあわせて、冷凍・冷蔵車両の比率が高く、会社を設立した25年前に存在していなかった軽の冷凍車両を誕生させるなど、冷凍・冷蔵車両に力を入れて車両台数とともにサービスを充実させてきた。
ハコブリッジ開発責任者の一人、横谷圭司主任は「ハコブリッジAIを搭載したことで、すべての登録ドライバーの配送資格と配送実績を管理し、利用者からの配送注文に応じて最適なドライバーを抽出してマッチングすることができるようになった」と話す。
さらに、「AIを導入したことで、登録ドライバーの研修や教育、配送業務の精度を高めることができ、高品質な配送サービスの提供につなげることができる」とし、「半年前から試験的に導入して、データの積み上げを行ってきた」という。
その結果、今ではAIと配車マンのどちらがやっても、ほぼ同じくらいの成果がでるくらいまで近づいている。だが、横谷主任は「ハコブリッジの成約率は99%だが、システムだけに頼らず、配車マンの経験も生かしたからこそなしえた」と話している。
ハコブリッジのコンセプトどおり、デジタルとアナログが融合した結果である。ハコブリッジへのAI搭載は、より高品質な配送サービスを提供するということだけではなく、将来的な人手不足の状況や、コロナの様な状況に見まわれた時に対応できることも視野に入れている。(三村秀寿)

ハコブリッジのお問合せはこちら
問い合わせ先:03-5255-3282(配車直通)
ハコブリッジURL:https://www.hako-bridge.jp/